断捨離の効果と発見

こんにちは。tokuyukaです。

最近ずっと、家にあるものを整理しつつ個人情報が入っている郵便物や手書きの資料をかき集め、シュレッダーばかりしています。

それと同時に、ここ1年から半年の間に着ていなかった衣類の整理をし、友人に譲ったり、リサイクルに出すなど、かなり大掛かりに断捨離しています。

家を引っ越すという理由もありますが、今までずっと整理しようと思いながら見て見ぬふりという感じでもあったので、時間が空いている今のうちにすべて終わらせようと気合いを入れました。

そこでの気づきを書いておきたいと思います。

 

まず何から手をつけようか迷いましたが、タンスや押入れの中の衣類を全て出して、着るか着ないか、今世界中で大人気のこんまりさんが言うように、ときめくかときめかないかというような感じで仕分けしてみました。

すると、かなりたくさんの衣類を仕分けることができました。こんなにたくさん所有する必要がないのに溜め込んできたわけです。

ショッピングは好きで、ネットでもZOZOTOWNで買ったりしていたので、もうこれを機に私のお気に入りからURLを削除しました。

 

勤めていた頃は許容範囲であれば全く気にせず色々な物を買っていました。多分、ストレス発散もあったのだと思います。

ネットで探すのも好きだし、とにかくこだわりと執念も強かったと思います。たまに、絶対手に入れないと気が済まない時期も正直ありました。

 

衣類に限ったことではありませんが、手放せば手放すほど、気持ちがどんどん軽くなっていくのがわかりました。

 

次に、書類の整理です。

書類は本当にたくさんあって、その場で捨てるかどうするか判断がつかなかったものなどをとりあえず一つの袋に入れるようにしていました。それでもまだまだありすぎて一番大変でした。

保険会社からの毎年のレポート資料、ネットショッピングの領収書、その他郵便物以外にも、大学時代の就活資料、前々職の給与明細書、派遣時代の明細書、なんでこんなものまで今まで手元に残していたんだろうというものまで様々でした。

しかし、それを確認しながらシュレッダーをかけていくと、忘れていたことがみるみる蘇ってきて、感慨深くなりました。

 

私が大学の頃の就活は、厳しいというわけではなかったのですが、それでも卒業までに決まらずフリー求人誌などを見て応募し、決まった感じです。

自己分析の資料がたくさんあって、それなりに就職活動というものに取り組んでいたんだなという形跡がめちゃくちゃありました。

 

大学生の頃は働くことに関してあまり前向きではありませんでした。働きたくなかったから大学に行ったとも言えるかもしれません。

大学に通っていても学費は奨学金、実家通いだったし遊びに行くこともあまりなかったので、たくさんお金が欲しいと思わずまともにバイトもしませんでした。実際、お金に困った記憶もなかったです。ただ、昔からやっていた習い事のちょっとしたお手伝いみたいなことでお金をもらっていました。

今考えたら大学4年間の相当の時間を無駄に過ごしていたことになりますね…^^;

働くということに対してというよりも、昔から人間関係が苦手だったからかもしれません。

それはここまで働いてきた今でも若干感じるところはあります。人間関係に苦労したこともありました。世の中いろんな人がいるんだということを働くまでに経験しておくべきだったかもしれません。

そんな私でも、一生懸命考えて行動して、就職・転職活動に苦労して、再就職できて…一周まわってまた同じ場所に戻ってきた感じです。

ただ、経験だけはしっかり積めたので昔に比べたら何事にも動じなくなりました。それだけでもだいぶ成長できたと感じています。

次はいかに生きやすい人生のために近づけていけるかをしっかり考えていこうと思っています。

 

それからもう一つ、書類を整理していて気づいたことは、今までもらってきた給与明細の変遷です。

前職が給与計算に関することでそれなりに勉強してきたことだったので、これはとても興味深く見ることができました。

 

最初に就職した職場では、営業事務で週6勤務、日・祝日が休みというところでした。そこでの基本給は9万円。その他手当などがついて総支給が10万円ちょっと超えるぐらいでした。

1年目は契約社員、2年目から自動的に正社員になりましたが、特に給与が上がったという印象はなかったです。正社員からはボーナスもありましたが、だいたい0.5月分といった感じ。初めてちゃんと働いたのでその当時はあまり感覚がわかりませんでしたが、今だとかなり少ない給与だったなと感じます。

それに、週48時間勤務です。今だと週40時間超えた分が割増賃金扱いになることがわかりますが、明細を見た限り割り増しされているような様子がありませんので、当時の労働環境があまりにも適当だったことがわかります。今ではとんでもないことが分かりますが、労働者もちゃんと法律をわかっていないと損ですね。

 

退職後は、転職状況が思わしくなく、色々な可能性を模索して人材派遣会社に登録しました。いくつか紹介された中で、前職の銀行系システム会社に1年限定で入社しました。その時の時給は920円で土日祝休みの7時間50分勤務でした。最初の職場に比べたら給与は上がりましたし、条件も通勤距離も良くなりました。当時の時給としては高い方だったと思います。

その後そのまま直接採用されたわけですが、契約社員から正社員登用後は年齢給などもあり総支給は18万円ほどになりました。最初の職場の10万円から約2倍になったわけです。

しかし、以前は毎年昇給があったのですが、給与改定で3年に1度の昇給へと変更になったため、20万円を超えることなく2度目の退職となりました。

よく言われる、転職後は給与が下がるという経験はありませんでしたが、この先の働き方を考えた場合、この数字を基準とした収入を確保できるかどうかが問題となりそうです。

 今後の働き方についてはまた別の機会に書きたいと思います。

 

断捨離を行うことで、部屋だけでなく気持ちも本当にスッキリしてフットワークが軽くなりました。

これからどんどん新しいことにチャレンジしたいと思うし、たくさんの人にも会って話を聞きたいと思います。その上で自分にとっての人生の歩み方をじっくりと模索していきます。